2023年12月8日に田中先生を中心に、研究室の学生が川崎市立南原小学校で出張授業を行いました。

今回は小学5年生を対象に、南原小学校周辺の地形と災害の関係性について、防災への取り組み方などについてわかりやすく伝えました。

授業では3Dスキャナーの使い方やその進化を実際の機器を見せながらクイズ形式で説明し、さらには計測された点群データやレーザーカッターで加工した模型などを活用しながら水害の起きる仕組みや南原小学校が持つ特徴的な防災装置などについて、小学生にも伝わりやすいように授業を行いました。画面に映されるデータ映像や模型は小学生にとって身近な敷地であるため、興味を持って真剣に話を聞いてくれました。

授業後は機材や大判の図面、模型などを自由に見てもらう時間とし、学生や先生と話しながら授業の内容についての理解を深めていきました。

小学生との時間を終えた後には、小学校の先生たちと話す時間をいただき、田中先生を中心に地域の防災への関わり方や意識を高めるための取り組みについてお話しました。

このような機会を通して、研究がどのような形で社会に役立っているのかということを再確認することができ、また研究内容を基に小学生と交流するという貴重な体験をすることができました。高津区区役所の皆さんと南原小学校の皆さんに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

（矢野）